小学生夏期講習の最終日に、長期休業ごとに開催している人気の『理科実験』に加えて、計算力を競う『計算王決定戦』を開催し、夏休みの学習の成果を確認しました。

[理科実験]
テーマ(1)：凝固点降下ってなに？
凝固点降下とは、液体に他の物質を溶かすことで、固まる温度が低くなる現象のことです。冬に道路に白い粒が撒かれるのも、この現象を利用して道路が凍らないようにするためです。高校の化学で学ぶため、小学生には少し難しい内容ですが、実験前の授業で分かりやすく説明します。

テーマ(2)：シャーベットを作ろう
牛乳にはさまざまな成分が含まれているため0℃では凍りませんが、氷に塩を混ぜると温度が0℃より低くなる現象を利用して、シャーベットを作る実験を行いました。

牛乳・砂糖・バニラエッセンスを混ぜて密閉したフリーザーバッグを、氷と塩を入れたフリーザーバッグの中に入れ、 しっかりと振ることでシャーベットができます。

途中で氷水がこぼれるハプニングもありましたが、開始から５分程で固まり始め、上手に作ることができました。

最後に自分たちで作ったシャーベットを試食すると、「おいしい」「冷たい」「すぐ溶ける」「家でも作ってみたい」といった感想が聞かれ、実験は大成功に終わりました。

[計算王決定戦]
小学生全学年が一斉に参加して、50問の計算問題を解く速さを競います。
学年が上がるにつれて問題の難易度も高くなるため、全員に上位入賞のチャンスがありましたが、1位に輝いた5年生の生徒さんは、努力の成果を発揮して前回から大きく順位を上げて、初めての1位獲得です。2位と3位は、いずれも3年生の生徒さんでした。

高学年は難易度が高い問題でしたが、どの生徒さんも最後まで諦めずに取り組み、終了後には次回に向けて意欲的な感想が聞かれました。

次回は冬に開催予定ですので、是非ご参加ください。皆さんの挑戦をお待ちしております。
詳細は教室までお問い合わせください。

習学ゼミ大館教室
TEL.0186-59-7200

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