集団討論会 ~特別支援教育について~
こんにちは。
前回に続き、大学推薦入試対策として集団討論会を実施しました。
今回は、聾学校に通っている生徒さんと保護者様にもご参加いただき、
「子供が様々な活動に意欲的に取り組めるように、特別支援教育において自己肯定感を高める指導にどのように取り組むか」
について討論しました。
特別支援教育では、どの子が特別な支援が必要か判断が難しいだけでなく、学習面または行動面で著しい困難を示すとされた児童生徒を含めた学級全体に対する指導の方法が課題となっており、障害のある子どもと障害のない子どもとの交流や共同学習の推進が必要とされています。
障害には、視覚障害、聴覚障害、肢体不自由、自閉症、高機能自閉症、学習障害(LD)、注意欠陥多動性障害(ADHD)などがありますが、討論では、
・障害を個性と捉える
・受容する
・達成しやすい目標を設定する
・ほめる
・社会全体が関心を持つ
・自立できるように支援する
・相互理解のために交流の機会を多くする
など、様々な角度からたくさんの意見交換が行われました。
共生社会の形成が重要視される中、今回は実際に障害をお持ちの生徒さんにも参加してもらっての討論会となりましたので、双方にとって貴重な経験になったと思います。
「自己肯定感」は特別支援教育だけではなく、すべての子どもたちに必要なものです。
私たちも、「認めて、ほめる」ことの重要性を改めて考えさせられる良い機会となりました。
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