こんにちは。

4/21（日）に中1生を対象とした親子進路セミナーを開催しました。
休日にもかかわらず、たくさんの方に足を運んで頂き、心より感謝申し上げます。

セミナーでは、時代背景からわかる大学入学共通テスト導入の経緯と具体的変更点を中心に解説させていただきました。
主体性や多様性などの学びに向かう力が必要であること、知識の詰め込みだけでは通用しないことがお分かり頂けたことかと思います。
中1生の皆さんは、新課程のもとで行われる大学入試1期生です。2021年度から教科書が変わり、今年と来年の2年間は移行措置が行われます。
特に英語については、小学校英語を十分学んでいない状況下で語彙数が圧倒的に増えるとともに、高校文法が一部移行されますので他学年よりも負担が大きくなります。
また、数学と理科では移行措置に関わる補助教材の配布が予定されていることから、その分野・単元の理解不足が生じないように十分な注意が必要です（高校入試にも大きく関係してくるためです）。


中1生の皆さんが受験する2024年度の大学入試では、国語と数学以外の教科・科目での記述式問題も導入されることになることでしょう。他にも年複数回の実施や一部教科・科目でのCBT化も検討されています。
やるべきことを明確にしながらお子様の能力を最大限引き出すためにも、引き続き、セミナーなどを通して最新の情報をお届けできればと考えております。